統合失調症の見える世界

妄想の世界に閉じ込められている

絵について

絵を描き始めるきっかけは人それぞれだと思います。
しかし誰もが上手くなりたいと願うでしょう、
そのために効率のいい練習方法を探し、お絵描きをする。
だがそもそもお絵描きを続けることができず、結果上達しない。
絵を諦めた人もたくさんいるかもしれません。
私もかつてはその一人でした。ペンタブやソフトを買ったはいいもののお絵描きしても
つまらないし下手だしですぐにやる気をなくし辞めてしまいました。
絵は効率のいい方法で練習してもすぐに上達せずいきなり上手くなっている、
1段階上に上がると私が絵を描いた経験からそう言えます。
1か月単位では上手くなれず半年、一年スパンで上達が目に見えてくるわけです。
つまり数か月は下手な絵を見ながらつまらないお絵描きをしなければいけないのです。
これでは上手くなる前にやめるのが落ちでしょう。
しかし私は病気をきっかけにもう一度筆を握り毎日1時間以上3年間続けられています。
まぁ画力は下手ですけど
なので効率のいい絵の上達方法を説明する前に
どうやったら描き続けられるのかを教えていきたいと思います。
絵を描き続けるには習慣化することが一番大事です。
私は朝起きたら1時間描くということを決めています。
根性論で描いているのではなく続けられる手法があります
始めた当初は辛かったでしたが今では起きたらすぐに自動的に手を動かし絵を描けます。
不思議なことに辛い思いはありません、無意識的に絵を描けるようになるのです。
習慣というのはそれほどまでに力を発揮するのです。
では習慣化するにはどうしたらいいかを説明していきます。
毎日30分、5分でもいいからペイントソフトを立ち上げ何か描くこと。
これを1,2か月は続けること。最初は億劫かもしれませんが続けるうちに自然と描けるようになれます。
そしてお絵描きを始めようと思った目的と目標(最低限の)を決めましょう。
最低限とは例えば誰もがプロレベルの絵を描きたいものですが
最低限許容できる絵のレベルを決めておくということです。
絵描き続けていられるのは自分の絵のレベルが許容できる範囲以内で満足できるからです。
自分の絵が好きだから続けられやすいということです、
妥協できるレベルになるまでは苦しいと思いますがこればっかりは耐えるしかありません。
しかし一度上達する感覚を得ればお絵描きも楽しくなります。
成功した自分をいつも想像するようにするとさらに効果的です。
後は描く時間を決めておくといいでしょう、私の場合は朝起きたらすぐに描くようにしています、
一番初めに絵を描くわけですからさぼるリスクも少なくなるので朝描くのがおすすめです。
さらに絵を描いたご褒美などもつければ完璧でしょう。
個人的な感想といえば2、3か月続ければ楽に実行できると思います、
意識してやっていくうちに無意識にもできるようになるということ。
さて習慣にできたら次は本題の絵の上達方法です。
模写までは上手にかけたので書いていきます。
まずはトレースがおすすめです、というのも線を引きたいところに引けないと話にならないからです(できるひとは飛ばしていいです)
私もペンタブを買って描こうとしたのですが円どころか直線すらガタガタでしたからね、
それに単調で飽きるので
描きたいとおもった絵をトレースして練習してついでに
ソフトの使い方を覚えていくといいでしょう。
ちなみに私の場合は2週間ぐらいで思い通りの線を引くことができました。
次にやることは模写です。始めたばっかりのころは似ても似つかない絵ができて落胆したこともありますが続けていくうちに似てきたので地道にやるいがいには無いと思います。
私の場合は500時間かかりましたが才能が無いと言われた僕でもできたので
あきらめずにこなしていきましょう。
コツとしては見本の比率を指で図って描いてお行くことですかね、
グリッドをつけてどんどん減らしていくのもいいと思います。
さて模写が上手くなったぞ!さっそくオリジナルを描こうと思ってできたのは度へたくそな絵だったという経験を私はしました。
模写が上手くなってもオリジナルが上手くなるわけではないと知ったのです、
となると模写は意味がない? そんなことはありません
例えると数学の問題集を答えをみながら書いているのが模写 
答えを見ずに自力で解いているのがオリジナルといえると思います。
しかし見ながら描いてもダメなのに見ないで描けるでしょうか、
オリジナルを上手く描ける第一ステップが模写といえるのではないでしょうか。
そして問題を解くには公式を覚えること、
絵に例えるとパーツのアタリや描き方を学習することです。
構造を理解し実践して考察、そして改善する。これが上達のメカニズムです。
ただしオリジナルを描くうえで特に効果の高かった練習方法があります、
その名も記憶模写、手本を数分間見てそれを見ないで描く練習です。
これはあらかじめどんな絵を描くかという想像力を鍛え
またパーツを覚える練習にも役立つからです。
まず第一ステップとして見本を白いキャンパスに投影すること 
これは時間がかかりますこれだけでも2、3か月を要します。
しかし僕ができたのだから必ずあなたにもできると思います。
そして第二ステップは手本を見る回数を減らしながら投影した絵を実際に描く作業です、
これは最初の内は想像できるのに描けないと思いますがこれもやっていくしかないと思います、
しかしこの練習は将来必ず役に立ってくれるでしょう。
パーツを記憶したいけど中々できないという人もいると思われますが
エビングハウス忘却曲線というのをご存じでしょうか?
記憶というのは覚えたと思っても20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には67%忘れ、31日後には79%忘れます。
これを防ぐにはどうすればいいか、それは同じ情報を何度も復習することです、絵もおなじです。
復習するタイミングですが3回は描いてください。1回目はすぐに描いて、2時間後、3回目は翌日描きます。
定期的に復習しながらたくさん形をおぼえていくことによって、
いつのまにかソラで描けていることでしょう。
下手なものを真似したら今よりも画力が下がるだろうし
何も学習せずに上手くなれるわけもないと思います。
適切な練習を継続して描いていく、これしか上達方法はありません。
楽に絵が上手くなる方法なんてないのです。
また人体構造を記憶するのに役立ってくれるのが解剖学です。必要ないのではと思うかもしれませんが理論を理解することにより記憶しやすいのです。
おすすめの本がソッカの美術解剖学ノートです。
また立体的に描くにはどうするかですが私も今勉強中ですが立体(円柱など)を繋げたり組み合わせてアタリから身体を描いていくという方法です。
最後に僕がいいと思った練習方法を書こうと思います
塗りの練習方法としては塗り方を理解し光源をきめたら手本を見ずに描いて検討する
線画も塗りだけの(線画非表示)から線画を手本を見ずに描いて検討する
もしくは線を一定の太さだけの線画から自分で修正してみる
最終的には見本をパッと見てだいたいの向きや形を覚えたら描いて修正する

ですね、まぁ下手なんですけどね、はぁ1日でプロ並みに上手くなる秘訣無いかなぁ
とおもってノウハウ本を買ってたら100冊超えていました、下手ですけど。
描いた絵

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創作をして生きていくのもいいなと思った