僕は中学で不登校になってひきこもりになった
私立中学に中学受験をして入ったがそこは僕がめざしていない学校だった
先生からはもっと偏差値の高い学校に入れると言われていた
小5までは偏差値60台だったが小6になり友達に遊ばされてしまい勉強ができず偏差値50の学校に行くことになったのである
繰上り合格で偏差値63の学校に受かって電話が来たが父は僕に一言も聞かずに辞退してしまいやむなく滑り止めの学校に行くことになった
だが燃え尽き症候群になり学校でもからかわれたり、良い部活がなかったりでいく気をなくした。
そのころ姉も学校でいじめにあって統合失調症になっていたので僕ももうすぐいじめられるだろうなと思い私立中学をやめた
そしてひきこもりになり家にパソコンがあったのでnhkで昼に再放送されていた中高年らくらくパソコン講座という番組を見ながらパソコンを覚えたのである
そのときのパソコンはスペックが低かったので2chぐらいしかやっていなかったな
そして16歳になり通信制の高校に行く代わりにパソコンを買ってくれるという条件を飲んで高校にいくが3か月で辞めた
理由はスクーリングの際に別の場所で体育があったのだがそこで私立中学時代の友達を見かけたからだ、そこの駅は中学がある場所だった。そそくさと帰りの電車に乗った
その後二度と通信制高校には通っていない
そして回線を光回線にしてもらってたのでオンラインfpsのavaをやっていた
昼夜逆転もしていて夕方5時に起きて朝の7時に寝ていた
途中からオンライン麻雀天鳳に嵌っていたがいずれにしろあの頃はものすごく幸せだった
でも19歳の時は心のどこかで不安感を感じていた
おそらく無意識的に今のままの生活はできないと感じていたんだろうな
だから30になったら死ねばいいとも思っていた
実際に自殺未遂したときは想像とは違ってものすごく怖かったな
親からは高認を受けないかと言われたが勉強はしていなかった
転機が訪れたのは19歳の頃だった
父の痰吐き事件により過敏性腸症候群になりお腹がグーグーなり上の階の住人から報復を受けて
一日二時間しか眠れず最後は自殺を図った、それを家族に見られ精神病棟に入院となり
統合失調症との診断を受けた、そして今に至るわけだ
統合失調症から二年ぐらいで姉と一緒にショッピングモールとかにも行けるようになったが診断が下る前はひきこもっていた
今から思うに16歳から19歳まで引きこもっていた理由は自信が無かったから、自己肯定感が低かったからではないだろうか
勉強しか取り柄が無いと思っていたしそれすらなくなって絶望してひきこもっていた
だが今から思うに全然チャンスはあったと思う10代なら人生をよくすることなど簡単だと思う
あとは親と子の信頼関係が無かったのも大きい。就労支援サービスなどつかって徐々に社会に出ることの不安を無くしながら最終的に就労できるとよかったのだが
その第一歩が信頼関係だということだ
親が高年齢になり子供が暴力を振るうなどという事件もあるが
僕が考えるに親が子供に寄り添っていなかったからだと考えている
それと力関係が逆転したからだと思う
現に僕の場合だと不登校になるまでは過干渉だったのにその後は放置プレイされたので
親が僕を愛しているのか疑問を感じていた
だから会話を通じて親子の信頼関係を構築するのが大事だと思う
あとは僕の場合みたいに自信が無い人が多いと思うので自分にもできそうな仕事
例えばプログラマーやパソコン、アニメショップの店員など興味のありそうな仕事をやるのがいいと思われる
あとは5分でもいいから外に出てみるとか
おこづかいも子供に渡した方がいいのではと僕は思っている
なにせ0円でなにもやれなくてオンライン麻雀天鳳に鳳凰民になるまでやりこんでいたが今から思うとプログラミングの勉強をやったほうがよかったかもしれない
また在宅ワークも増えているのでそこで頑張るのもありなのではと思う
ひきこもりの95%がなんらかの病気を抱えているというのもネットで見たことがあるので病院にいくのもありなんだろうか、良くなる可能性もあれば悪くなる可能性もある
ただ一つだけ言うのならばひきこもりを施設に入れるのはやめた方がいいということだ
碌なトコが無いし大事なのは親子の信頼関係を通じて自尊心を回復させ最終的に仕事につなげることだと思う
僕は統合失調症がきっかけでひきこもりからは脱出できたが今だ仕事には付けていない
だから健常者が羨ましい
もし若くてひきこもりのひとがいるのならば恐れずに支援機関を使いながら
就職できることを祈っています
若さは最大の武器なので
こんな人が自分の親だったらどんなに良かったかと思うよ